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バージョンカタログ（Version Catalog）は、Gradle で導入されたメカニズムで、アプリケーションやライブラリのバージョンを一元管理する簡単な方法を提供します。バージョンカタログを使用すると、アプリケーションやライブラリのすべてのバージョンを定義および管理し、プロジェクト全体でこれらのバージョンを参照できます。これにより、プロジェクトで使用されるすべてのライブラリやコンポーネントが同じバージョンを使用することが保証され、バージョンの衝突によるエラーや互換性の問題が減少します。
定義#
gradle/libs.versions.toml
[versions]
kotlin = "1.8.10"
[libraries]
kotlin-stdlib-jdk8 = { module = "org.jetbrains.kotlin:kotlin-stdlib-jdk8" version.ref = 'kotlin' }
[bundles]
app = [
"kotlin-stdlib-jdk8"
]
lib = [
"kotlin-stdlib-jdk8"
]
使用#
- app/build.gradle
dependencies {
implementation libs.bundles.app
}
- lib/build.gradle
dependencies {
implementation libs.bundles.lib
}
Ref#
https://docs.gradle.org/current/userguide/platforms.html#sub:version-catalog